各事業部の社員による
富双合成の夢を語る座談会です。
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本年は新型コロナウイルス感染症の影響で、大変厳しい状況下でありますが、当社は昭和26年(1951)に創業して以来、無事創業70周年の記念の日を迎えることが出来ました。
昭和、平成、令和と激動の時代を経て、今日を迎えることができましたのも、ひとえに皆様方のご愛顧、ご支援の賜物と心から感謝申し上げます。
また、本日まで当社の歴史を紡いできた先人の皆様方に改めて感謝の意を表します。
社員の皆さまにおかれましては、日頃より当社の業務運営に対しまして多大なるご尽力を頂戴し、本当にありがとうございます。

当社は、昭和22年12月、終戦後の荒廃した時代の最中、前身である富士調帯株式会社は、荒川区の尾久を創業の地として、工業用・農業用のベルトが主体で、大手企業の下請けで、長靴などの生産と販売をいたしておりました。
製造品目がゴムからビニールに変わりましたのは、創業者が、ある年のクリスマスイブの夜、小雨の中、米兵三人がそれぞれ、透明のレインコートを着ていたことから、あれはなんだろうと調べたところ、塩ビ製だということが判り、当時アメリカで流行していた商品であり、塩ビの製造工程がゴム製造工程と酷似していたため、アメリカより、塩ビのスクラップチップを仕入れ、いろいろな着色をしたものがあったため、屋外にて色を選別し、ミキシングロールに掛け、コンパウンドにしてから、カレンダーにて、フィルムにしたことが始まりと聞いております。
また、当社の名称の由来は、諸説がありますが、日本一の会社にしようということで、日本一の山「富士山」と、当時の相撲界で日本一であった「双葉山」の名を取り、富双合成の社名を付けたと聞いております。

創業の時代は、人こそが財産であり、人と人との繋がりが社会のすべてであったと思います。人を人として大切に又尊敬し、協力し合える関係作りこそ、これからの時代には必要不可欠なことだと考え、人類最大の危機のコロナ禍を契機に、改めて「生き方、社会の有り様」をも問い直す本質議論が深められています。
創業時から現在に至るまで育まれてきた当社の力強い「絆」をさらに強化し、社員一人ひとりが同じ理念のもと同じ目標に向かい、信頼され愛される会社作りに専念してまいりたいと思っております。
先人達が築き上げた技術と信頼に安住することなく、それらを歴史から学び、安全・品質・技術を磨き、コストを意識し、企業価値の向上、継続、企業の社会的責任を果たすように努めてまいります。 私たちは、創業100周年を目指して、さらなる飛躍をしていきたいと願っております。
ここに改めて先人達の苦労を偲び、今日までご協力とご厚情をいただいた皆様に、厚く御礼申し上げますとともに、今後一層のご指導、ご鞭撻、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

私が製造部門で1番大切にしていることは、製品の品質です。
当社では、床材、壁紙を始めとする多品種の製造を行っていますが、時に予期せぬ問題が発生することがあります。トラブルが起きた際は他部門と協力し、速やかに解決策を見出すことで品質の安定に繋げています。
また、製品の生産性を上げることも大切な仕事です。多品種小ロットになっている今、いかに機械を停めず連続生産出来るかを計画し実行出来るかが、製造部門の肝になります。

今後、更に品種増が予測されます。新商品もどんどん生み出されます。設備の更新や新機械の導入を検討しながら、どんな生産体制や新商品にも対応出来る強い製造部門を目指したいと思います。実現に向けて従業員一人ひとりのスキルアップが不可欠であるため、教育にも力を入れていきたいと思います。

アフター課 課長 鹿久保 宏之

私が製造部門で1番大切にしていることは、製品の品質です。
当社では、床材、壁紙を始めとする多品種の製造を行っていますが、時に予期せぬ問題が発生することがあります。トラブルが起きた際は他部門と協力し、速やかに解決策を見出すことで品質の安定に繋げています。
また、製品の生産性を上げることも大切な仕事です。多品種小ロットになっている今、いかに機械を停めず連続生産出来るかを計画し実行出来るかが、製造部門の肝になります。
今後、更に品種増が予測されます。新商品もどんどん生み出されます。設備の更新や新機械の導入を検討しながら、どんな生産体制や新商品にも対応出来る強い製造部門を目指したいと思います。実現に向けて従業員一人ひとりのスキルアップが不可欠であるため、教育にも力を入れていきたいと思います。

アフター課 課長 鹿久保 宏之

主に壁紙の新商品開発に携わっています。
近年温暖化等の環境問題が取り沙汰されていますが、当社も環境に配慮した製品づくりに取り組んでおり、壁紙では数年前から印刷インキを全て水性化しました。高輝度インキの水性化はかなりハードルが高く、溶剤インキと同等にはならないことが定説でした。開発担当としてどうしても同等品をつくりたく、諦めずに取り組んだ結果、お客様にも常に引き合い頂けるクオリティーの高輝度インキが出来ました。これは他社には負けないインキであると自負しております。
今後も環境に配慮した製品づくりは重要であると考えております。また、コロナ禍におけるおうち時間が増えたことから、新しい生活スタイルに合った機能商品の開発を目指したいと思います。日頃から新しい材料や機械に目を向け、興味の持てる物は何でもチャレンジしてみようと思います。

さすがに新しい機械を買って欲しい・・・とは簡単に要求出来ませんが(笑)
新商品の開発には時間が掛かります。諦めず、根気強く向き合うことが大切だと実感しています。これからも、市場ニーズに合った商品の開発に邁進したいと思います。

開発部 若林 涼子

主に壁紙の新商品開発に携わっています。
近年温暖化等の環境問題が取り沙汰されていますが、当社も環境に配慮した製品づくりに取り組んでおり、壁紙では数年前から印刷インキを全て水性化しました。高輝度インキの水性化はかなりハードルが高く、溶剤インキと同等にはならないことが定説でした。開発担当としてどうしても同等品をつくりたく、諦めずに取り組んだ結果、お客様にも常に引き合い頂けるクオリティーの高輝度インキが出来ました。これは他社には負けないインキであると自負しております。
今後も環境に配慮した製品づくりは重要であると考えております。また、コロナ禍におけるおうち時間が増えたことから、新しい生活スタイルに合った機能商品の開発を目指したいと思います。日頃から新しい材料や機械に目を向け、興味の持てる物は何でもチャレンジしてみようと思います。
さすがに新しい機械を買って欲しい・・・とは簡単に要求出来ませんが(笑)
新商品の開発には時間が掛かります。諦めず、根気強く向き合うことが大切だと実感しています。これからも、市場ニーズに合った商品の開発に邁進したいと思います。

開発部 若林 涼子

企画を担当していて一番大事にしていることは、お客様のニーズに合ったデザインの開発をすることです。
どんな空間をイメージしているのか、それに合った色や柄になっているのか、常にそれを念頭に置きながらモノづくりをしてます。人の嗜好は千差万別です。出来るだけ多くのお客様に満足して頂ける商品を作ることが、企画の一番大事な仕事だと思っています。
ただ、無から有を生み出すことは時に苦しいと思うことがあります。アイディアは常に湧き上がってくるわけではなく、色々な人の意見を聞きながら、そして色々な物を見ながら、少しずつ形にしていきます。勿論、生産の効率化や安定性についても、常に考慮しながら試作品をつくります。
プレゼンを行いお客様から採用を頂いた時、素直に嬉しいと感じます。また、自分が手掛けた商品が、出かけた先のお店で見かけたり、SNS上で見かけた時は感動もひとしおです。

数ある商品の中からお客様が選んでくれたという事実が、やりがいを感じるとともにまた新しい物を開発するための活力になります。
日々感性を磨き、お客様の希望に寄り添える商品を提供出来る様、これからも努力し続けたいと思っています。

企画部 担当課長 舟橋 久美子

企画を担当していて一番大事にしていることは、お客様のニーズに合ったデザインの開発をすることです。
どんな空間をイメージしているのか、それに合った色や柄になっているのか、常にそれを念頭に置きながらモノづくりをしてます。人の嗜好は千差万別です。出来るだけ多くのお客様に満足して頂ける商品を作ることが、企画の一番大事な仕事だと思っています。
ただ、無から有を生み出すことは時に苦しいと思うことがあります。アイディアは常に湧き上がってくるわけではなく、色々な人の意見を聞きながら、そして色々な物を見ながら、少しずつ形にしていきます。勿論、生産の効率化や安定性についても、常に考慮しながら試作品をつくります。
プレゼンを行いお客様から採用を頂いた時、素直に嬉しいと感じます。また、自分が手掛けた商品が、出かけた先のお店で見かけたり、SNS上で見かけた時は感動もひとしおです。
数ある商品の中からお客様が選んでくれたという事実が、やりがいを感じるとともにまた新しい物を開発するための活力になります。
日々感性を磨き、お客様の希望に寄り添える商品を提供出来る様、これからも努力し続けたいと思っています。

企画部 担当課長 舟橋 久美

米沢工場は「クッションフロアシェア日本トップの生産工場」。その製造ラインに従事していることを誇りに思い、日々の業務に取り組んでいます。トップと言ってもまだまだその差は小さく、大きく他社を引き離す力をつけなければならない危機感と使命感を感じています。
世の中のニーズに応えるため、多種多様な製品を製造することが求められています。新商品を安定供給するまでにはかなり時間が掛かり、試作で上手くいったとしても、本番で問題が発生することがあります。生産数量の確保もしなければならないため、問題解決にはスピード感を求められます。他部門と連携しながら一つ一つ問題をクリアし、生産出来る様になった時、安堵とともに達成感を感じます。 これからもっと成長するために、私達が取り組まなければならないことは沢山あります。
1つ目は「人材・人財」の育成です。「モノづくりは人づくり」と言いますが、若い人材が増えていく中でベテラン作業者からの技術の伝承や安全に関する知識を含め、標準化やルールを今一度見直し、誰でも同じパフォーマンスを発揮し、安全に作業出来る環境を目指しています。

2つ目は生産性向上です。製造関係者全員が一丸となって工程管理の改善に取り組むと同時に、効率upや環境に配慮した設備の導入も検討していこうと思っています。

製造課 課長 安部 利宣

米沢工場は「クッションフロアシェア日本トップの生産工場」。その製造ラインに従事していることを誇りに思い、日々の業務に取り組んでいます。トップと言ってもまだまだその差は小さく、大きく他社を引き離す力をつけなければならない危機感と使命感を感じています。
世の中のニーズに応えるため、多種多様な製品を製造することが求められています。新商品を安定供給するまでにはかなり時間が掛かり、試作で上手くいったとしても、本番で問題が発生することがあります。生産数量の確保もしなければならないため、問題解決にはスピード感を求められます。他部門と連携しながら一つ一つ問題をクリアし、生産出来る様になった時、安堵とともに達成感を感じます。 これからもっと成長するために、私達が取り組まなければならないことは沢山あります。
1つ目は「人材・人財」の育成です。「モノづくりは人づくり」と言いますが、若い人材が増えていく中でベテラン作業者からの技術の伝承や安全に関する知識を含め、標準化やルールを今一度見直し、誰でも同じパフォーマンスを発揮し、安全に作業出来る環境を目指しています。
2つ目は生産性向上です。製造関係者全員が一丸となって工程管理の改善に取り組むと同時に、効率upや環境に配慮した設備の導入も検討していこうと思っています。

製造課 課長 安部 利宣

富双合成には技術職として入社し、壁紙の商品開発に努めて参りました。6年前に営業職に異動となり、つくる側から売る側へ立場が変わることで戸惑いや不安がありました。しかしながら、今までモノづくりで培った知識が営業活動において強みになることがわかりました。開発秘話を交えながら出来るだけ詳しく説明することで、お客様が納得して商品を選んで下さった時、充実感を得ることが出来ました。また、当社の商品がお客様に認められ、市場に出ることの喜びを知ることができました。つくる側と売る側、両方を経験出来たことは、私にとって何よりの財産になったと思っています。
営業での仕事は、技術的な資料を作成してお客様へのPR、新規分野の開拓、市場の分析、販売計画など多岐にわたります。会社の窓口として常に最前線に立ち、お客様からの声を開発部や企画部に届けることも重要な役割のひとつだと考えています。

お客様満足度を上げながら販売実現に向けて尽力することを常に心がけています。
まだまだ知識不足な面が否めませんが、市場や商品に対する見識を深め、社内・社外ともに『信頼』される営業担当になることを目標にしています。

東日本営業部 青木 聡亮

富双合成には技術職として入社し、壁紙の商品開発に努めて参りました。6年前に営業職に異動となり、つくる側から売る側へ立場が変わることで戸惑いや不安がありました。しかしながら、今までモノづくりで培った知識が営業活動において強みになることがわかりました。開発秘話を交えながら出来るだけ詳しく説明することで、お客様が納得して商品を選んで下さった時、充実感を得ることが出来ました。また、当社の商品がお客様に認められ、市場に出ることの喜びを知ることができました。つくる側と売る側、両方を経験出来たことは、私にとって何よりの財産になったと思っています。
営業での仕事は、技術的な資料を作成してお客様へのPR、新規分野の開拓、市場の分析、販売計画など多岐にわたります。会社の窓口として常に最前線に立ち、お客様からの声を開発部や企画部に届けることも重要な役割のひとつだと考えています。
お客様満足度を上げながら販売実現に向けて尽力することを常に心がけています。
まだまだ知識不足な面が否めませんが、市場や商品に対する見識を深め、社内・社外ともに『信頼』される営業担当になることを目標にしています。

東日本営業部 青木 聡亮